冒険ギャグマンガ→本格的な格闘マンガに舵を切るきっかけとなったピッコロ大魔王編。
クリリンの死、神龍の死など、救いようがない絶望世界を生み出した元凶である悪の中の悪、ピッコロ大魔王について詳しくしっかりとまとめます。
ピッコロ大魔王とは？元は神様と一人だった
ピッコロ大魔王と地球の神は、元々同一人物（カタッツの子）でした。
ナメック星の異常気象から避難してきたナメック人であるカタッツの子は、天才武道家として名乗りをあげ、神の元で修行します。
でも、いつまでたっても神になれない（認められない）。
カタッツの子の心の中には悪が宿っており、それを排除しないことには神になれません。
カタッツの子は神になるべく、悪の心を手放します。そうやって生まれたのがピッコロ大魔王です。
つまり、ピッコロ大魔王とは悪の塊。純粋なる悪の化身というわけです。
ピッコロ大魔王には子ども（手下）たちがいる
ピアノ
ピアノはピッコロ大魔王が最初に生み出した子供です。戦闘するというよりは、ピッコロ大魔王の補佐官役と言った立ち位置です。
悟空とピッコロ大魔王（老）の戦闘シーンにて、ピラフ一味が心配しているのをよそに「ピッコロ様があの程度でやられると思うか」と冷静に見守るシーンがあります。
頭もよく、仕事も早く、参謀として非常に優秀な印象です。ピラフ一味よりもかなり出来る子です。
タンバリン
タンバリンは翼があるものの、半魚人のような魔族（戦闘員）です。
天下一武道会の出場選手を殺すことを目的に産み落とされました。
目的の通り、クリリンなどの多くの選手を手にかけます。悟空との戦いでも、悟空が力を使い切っていたとはいえ、圧倒するほどの強さです。
しかし、万全の状態になった悟空との再戦で圧倒され、最後にはかめはめ波で倒されています。
シンバル
シンバルは太ったドラゴンの様にも見えますが、横に半魚人のようなヒレも見られます。
ドラゴンボールを集めるために産み落とされました。
ドラゴンボール収集が目的だったこともあり、タンバリンほどの戦闘力はないようです。
実際、ヤジロベーに敗北し、丸焼きにして食べられてしまいました。
ドラム
ドラムもタンバリンやシンバルの様に半魚人のような見た目です。肩の周りには鱗のような模様が見られます。戦闘力としては当時の天津飯を圧倒するほどでした。
しかし、やはり主人公の悟空にはかないませんでした。
口から卵を産んで増やす
ピッコロ大魔王はこれらの手下を卵を産むことで生み出します。
産卵？のシーンは非常に強烈で印象的です。ナメック星人おそるべしですね。
ちなみに悟空にやられた時、最後の力を振り絞り、二代目のピッコロ大魔王（マジュニア）を産み落としています。
ドラゴンボールで若返るピッコロ大魔王
アニメ版では、第112話でピッコロ大魔王がドラゴンボールを使って願いを叶え、若返ってしまいます。
これにより、今までとは比にならないほどの力を手に入れます。
しかも、願いがかなったら神龍を殺してしまうという悪っぷり。さすがです。
若返り前のピッコロ大魔王でさえ、悟空は手も足も出ませんでした（超神水を飲む前）。
「本当に大丈夫なのか？やばくないか？」
そんな感じしかしないシリアスな展開が続きます。
ピッコロ大魔王の戦闘力は？
若返り前
ピッコロ大魔王は若返る前から高い戦闘力を持っていました。
老いた体でも悟空と痛めつけることができるほどでしたが、公式（ジャンプ付録）では戦闘力220となっています。
若返り後
若返り後は、さらに圧倒的な力を持つことになります。
公式では戦闘力260となっています。
数値的にはそこまで差はなさそうですが、本人的には相当パワーが上がったようですね。
仙豆で瀕死から復活→超神水でパワーアップした悟空とあれほどの死闘を繰り広げるわけですから、この40のパワーアップはかなり大きかったのでしょう（当時は）。
ピッコロ大魔王の技一覧
原作で登場したピッコロ大魔王の技は以下のとおりです。
・爆裂魔光砲
・爆力魔波
参考：https://ja.wikipedia.org/wiki/ピッコロ_(ドラゴンボール)
悟空との戦いに敗れ、最後はマジュニアに思いを託す
若返り、悟空が身動きも取れないほどに圧倒したピッコロ大魔王でしたが、詰めの甘さで悟空の捨て身の攻撃を受け、腹部を貫かれてしまいました。
しかし、最後に「わが子よ、いつの日か父の恨みを晴らしてくれ。悪の根を絶やしてはならん」と言い残し、卵を産み落として果てました。
その卵から生まれたのが、後のZ戦士ピッコロ（マジュニア）です。
ピッコロ大魔王の声優は？
アニメでの声優は青野武さんです。
まとめ
・ピッコロ大魔王はもともと地球の神様と一人であった
・ピッコロ大魔王は純粋な悪、ピラフを利用し、願いを叶えた神龍も始末するTHE悪者
・倒される寸前に卵を産み落とし、後のZ戦士ピッコロ（マジュニア）におもいを託す
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