ベジータの死亡・復活シーンまとめ

ベジータが本編で死亡・復活したシーンをまとめます。いずれも名シーンです。

1回目の死亡：最終形態フリーザに完敗

1回目の死はナメック星での最終形態フリーザとの闘いです。

ベジータはフリーザに戦う意志までへし折られ、心臓を貫かれて死亡しますが、その際のベジータと悟空の会話が名シーンの一つです。

原作漫画：26巻・其之三百八「ベジータ死す!!」
アニメ：ドラゴンボールZ・86話「無念…!!誇り高きサイヤ人・ベジータ死す」

フリーザに殺されたベジータですが、スーパーサイヤ人となった悟空とフリーザがナメック星で戦っているとき復活します。地球の神龍への「フリーザ一味に殺された者たちを生き返らせてくれ」という願いでの便乗復活ですね。

この願いによってナメック星の最長老様も生き返り、3つ目の願いが残っていたポルンガを出現させることができました。

このポルンガに「悟空とフリーザを除く者たちすべてを地球に移動させてくれ」と願うことで、ベジータも地球へ移動します。

原作漫画：27巻・其之三百二十三「ふたつの願い」
アニメ：ドラゴンボールZ・100話「ボクは孫悟空の息子だ!!悟飯、再び決戦場へ」

ベジータ2度目の死はブウ編。

ブウはどんな攻撃でも倒せませんでした。そしてベジータは決断します。

トランクス……お前は赤ん坊のころから一度も抱いてやったことがなかったな……
抱かせてくれ……

そう言ってトランクスをそっと抱き寄せます。

元気でな…トランクス

手刀でトランクスを、悟天をボディブローで気絶させ、二人をピッコロに託すベジータ。

そして、

さらばだブルマ…トランクス…そして…カカロット…

ベジータが初めて人のために、守るために命を投げ出しました。

ここで最後に悟空の名が出てくるのに熱いものを感じます。ベジータにとって悟空はとても大きな存在だったことがよく分かる名シーンです。

原作漫画：39巻・其之四百六十七「さらば誇り高き戦士」、其之四百六十八「悪夢ふたたび」
アニメ：ドラゴンボールZ・237話「愛する者のために…ベジータ散る!!」、238話「悪夢ふたたび!! 生きていた魔人ブウ」

ベジータ2度目の復活はポルンガによるものです。

ブウと界王神界で戦う悟空とベジータ。頼みの悟空がスーパーサイヤ人3にもなれなくなるほど気が減少し、いよいよ窮地に追い込まれます。その時、ベジータが破壊された地球と地球人を復活させ、元気玉を使ってブウを倒す作戦を実行。地球人とともにベジータも復活しました。

ここで注目すべきなのは、願いが「天下一武道会のあった日から死んだものすべてを極悪人を除いて生き返らせてほしい」という内容だったこと。

極悪人を除くという条件付きなのに、ベジータも生き返りました。

地球を守るため（ブウを倒したかっただけかもしれませんが）自爆したり、ポルンガへの願いごとを自分で決める時も「極悪人を除く」と条件づけり。自分のためでなく、人のために動いたことが認められる要因だったのかもしれません。

おめでとうベジータ！

原作漫画：42巻・其之五百十四「蘇った地球人へのメッセージ」
アニメ：ドラゴンボールZ・283話「ベジータの秘策!!神龍と2つの願い」

・ベジータは原作で二度死んでいる

・1回目はフリーザに、2回目は自爆

・2度目の復活では極悪人から外れるという快挙を果たす