ベジータの隠れた最強技?2本指での「ピッ」について。
登場シーンを振り返りながら考察してみましょう。
サイバイマンに放った「ピッ」という技
地球に襲来した二人のサイヤ人(ベジータ、ナッパ)と対峙することになったZ戦士たち。
彼らと一戦交える前にナッパがサイバイマンを放ちます。
最初のサイバイマンは天津飯と戦うもぼろ負け。負傷したそのサイバイマンは立ち上がったのですが、そこでベジータが「ピッ」。
2本指を立てて伸ばすと、サイバイマンは「ボン」と内部から爆発します。
ベジータは「思い切りやれ」とサイバイマンに伝えていましたが、相手をなめてかかってしまったことへの制裁と残りのサイバイマンへの脅しを兼ねた一撃でした。
サイバイマンの戦闘力は1200!ヤムチャは仕留めたけど、もしラディッツと戦ったら?
「きたねぇ花火だ」宿命のライバル「キュイ」にも使用
ベジータの「ピッ」は宿命のライバル?「キュイ」にも放たれます。
地球で成長したベジータには戦闘力で敵わないと悟ったキュイ。「あっ、フリーザ様!」とベジータの気をそらして不意打ちを打ち込みます。
このあまりに「情けない作戦」はベジータを「完全に怒らせて」しまいました。
逃げようとしたキュイにベジータはあっさり追いつき、殴り飛ばしたうえで
「ピッ」。
キュイは「ボンッ」とこれまた内部から粉みじんにはじけ飛びます。
ピッっと指差すだけで内側から破壊するスゴ技
アニメのサイバイマン編では、ベジータの指の先端が鈍く光り、それと同時にサイバイマンの体にも光の玉が現れます。そして次の瞬間、サイバイマンが爆発します。
キュイ戦では、特に指は光らず、指を立てて腕を伸ばしただけで、キュイが赤く爆発します。
原作では両方とも、前兆なく、ベジータが指を伸ばしただけで相手が爆発しています。
いずれもエネルギーの伝わる線などは見えません。
相手の体を内側から破壊する技というのは、漫画などでたまにあります。ただ、相手に触れもせずにこれを行うのは、かなり恐ろしい技と言えます。
もしこの技が戦闘力が上の相手にも通じるなら…
気になるのは、この技が戦闘力が上の相手にも通じるのかどうか?という点です。
触れもせずに相手を内側から爆発させることができるなら、フリーザも逃げ惑うしかないのではないでしょうか。
しかし実際には、いくら怒ってもリクームやフリーザには撃たなかった。
そうしなかったのは、戦闘力が低い相手しか対象にできないためと考えて良さそうです(戦闘力が高い相手には気で跳ね返されてしまうのかも)。
【ベジータvsリクーム】ナッパと被る圧倒的な戦闘力の差と絶望感
地球での悟空戦に使われなくてよかった
戦闘力が下の相手を爆破できるなら、地球での悟空戦で使わなかったのは失敗でしたね。
当時の悟空は界王拳で背伸びしたに過ぎず、戦闘力ではベジータに遠く及ばなかった。あそこでもし、「ピッ」されていたら…。
まあ、主人公が内部からボン!されたら洒落にならないので、ベジータが忖度してくれたのかも?それか、怒りすぎてこの最強技の存在を忘れていたのか?
いずれにせよ、悟空はピッされなくて助かりました。
まとめ
・ベジータの2本指での「ピッ」は指をさしただけで、相手の体を内部から爆発させるスゴ技
・サイバイマンとキュイに使用、2人とも無残な最期を遂げた
・自分より戦闘力が高い相手には通じない?
関連記事
ベジータの技一覧(原作やアニメで技名が判明しているもの限定)
ベジータ初めてのビッグバンアタックは何話?その時のセリフは?
コメント