フリーザを切り裂いた剣でも敵わない相手は?トランクスが持つ剣、そのルーツをたどる。
未来トランクスといえば剣!
メカフリーザとして復活したフリーザの前に現れた謎の少年、背中には剣を背負い、フリーザ親子に向かって「おまえたちを殺しにきた・・・」と当たり前のように言い放つ凛々しい姿。
この謎の少年こそ、未来から来たトランクス。
トランクスのパワーは圧倒的で、フリーザに反撃の隙を与える間もなく剣を振り下ろし一刀両断。
トランクス=剣のイメージが強く残った名シーンでのデビューでした。
そもそもトランクスはなぜ剣を持ってるの?元は誰のもの?
サイヤ人は素手で戦うのが基本スタイルですが、トランクスはいつどこで剣を手にしたのでしょうか?
それは、劇場版第16弾ドラゴンボールZ龍拳爆発「悟空がやらねば誰がやる」に描かれています(劇中に登場する伝説の勇者タピオンから譲り受けた剣という設定)。
ただ、この作品が公開されたのが1995年で、アニメZのトランクス登場が1991年。また劇場版のお話は魔人ブウ編の後のお話ですし、完全に後付けで作られたストーリーとなっています。
【映画】ドラゴンボールZ「龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」情報まとめ
トランクスの剣の名前は?
原作の中で正式名称は出ていません。
「トランクスの剣」という表記のようで、公式のドラゴンボール大全集にも掲載されています。
トランクスの剣が折れるシーンは?
トランクスの剣は破損してしまうシーンがいくつか出てきます。
本編で人造人間18号に壊される
ドラゴンボールZ人造人間・セル編で人造人間17号と18号が目覚めた後、山道での最初の闘いで18号にやられたベジータ。
左腕を折られ、危機的な状況に思わずトランクスは飛び出します。18号に剣を振り下ろすものの、右腕一本でガードされ、剣が破損してしまいます。
・単行本30巻 其の354「余裕の人造人間たち」収録
・アニメドラゴンボールZ #136「誰にも奴らを止められない・・・Z戦士全滅か!?」収録
劇場版で折れる
1992年公開劇場版第10弾ドラゴンボールZ「極限バトル!!三大超サイヤ人」より
北の氷河地帯で人造人間13号、14号、15号と激闘を繰り広げる悟空、ベジータ、トランクスたち。13号は14号・15号のパーツを取り込み、巨大な人造人間に変身する。絶体絶命の中、悟空は元気玉を作る、その間にトランクスが13号に剣を振り下ろしたが、簡単に折れてしまう。
【映画】ドラゴンボールZ「極限バトル!!三大超サイヤ人」情報まとめ
ドラゴンボール超でザマスに折られる
第10宇宙の界王神見習いのザマスとゴクウブラックがポタラで合体、強力な戦士ザマスが誕生する。
圧倒的な強さの前に歯が立たない悟空とベジータ、1時間経っても合体が解除されないザマス。細胞レベルで融合し合体の解除を拒んでいる時に、トランクスが剣で真っ二つに切り裂き、二人の身体が別れた所でゴクウブラックを背中から一刺しに。
だが起き上がったゴクウブラックは自分で剣を抜き、握り潰してしまう。
これはジャンプコミックスドラゴンボール超5巻其の25「悟空か!?ザマスか!?」に収録されていますが、アニメ版では少し異なります。
アニメ版では、ザマスが繰り出す「裁きの刃」にやられたベジータを見て、ザマスに立ち向かい剣を振り下ろすが左手で掴まれ折られてしまいます。こちらは、アニメドラゴンボール超第65話「最後の審判か!?絶対神の究極の力」に収録。
アニメ版と原作の違いがあるのもドラゴンボールの醍醐味でもありますね。
まとめ
・トランクスの剣は伝説の勇者タピオンから譲り受けた剣(後付けの物語)
・フリーザやザマスを切り裂くことは出来たが、外から受けた衝撃で意外と簡単に壊れてしまう
・剣の名前は原作では出ていないが、一応「トランクスの剣」
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