ピッコロはトカゲのしっぽのように、腕を自在に再生させることが出来ます。
ですがラディッツ戦においては、わざと腕を再生しなかった…。
一体なぜなのか?3つの理由を考察します。
ピッコロの腕、結構便利!
ピッコロの腕はトカゲのしっぽのような性質があります。
自分で切り離すことができるし、攻撃を受けて無くなってしまってもいつでも再生が可能。
また、無理に再生させなくても血はすぐに止まり、戦いを続行することができます。
生身の人間では考えられないほど便利な腕です。
いつでも再生できるのになぜ?
ピッコロはラディッツ戦に限っては「わざと」失った腕を再生しませんでした。
一体なぜなのか?
それには3つの理由があると考えます。
1.ラディッツを油断させるため
ラディッツとの戦闘力に圧倒的な差がある以上、何か奇策がないと勝つことは出来ません。
もう戦えない雑魚と思わせるほど、相手の警戒心は薄れ油断してくれます。
特にラディッツは油断しやすい相手。賢いピッコロならそういう性格も見抜いた上での判断でしょう。
2.体力の消耗を防ぐため
ピッコロが腕を再生させる時、いつもハアハア言ってびっしょり汗かいていますよね?
短時間で腕一本まるごと再生させるわけですから、身体にかかる負担は相当なもの。
魔貫光殺砲の威力を落とさないためにも、体力の消耗は避け、腕を再生しなかったのでしょう。
3.魔貫光殺砲にかける決意表明
ラディッツとの駆け引き、それから体力面から見てきましたが、もう一つ視点があると思います。
それは精神面。
戦いにおいて、メンタルは非常に大きな影響を与えます。
(ラディッツの敗因も戦闘力に惑わされたからだとナッパも言っていましたし)
もし、ピッコロが腕を再生してしまったら、
「魔貫光殺砲を撃たず(悟空に隠したまま)他にまだ何か手があるかもしれない」
そんな迷いが0.1ミリかもしれませんが残ります。この迷いが一瞬の判断のミスにつながりかねません。
また、腕を再生したピッコロを見た悟空もまた、一緒に戦う前提で戦略を練るはずです。
きっとそのまま戦っていても、結局ムダに体力を消耗し、魔貫光殺砲の威力は落ち、悟空もラディッツを引きつけることが出来なかったのではないでしょうか?
魔貫光殺砲で仕留める!
これを(自分や悟空に対して)決定的にするためにも、腕は再生しない方が正解だったと言えます。
まとめ
ピッコロがラディッツ戦において腕を再生しなかったのは…
・ラディッツを油断させるため
・魔貫光殺砲の威力を落とさないため
・自分も悟空も魔貫光殺砲で仕留める覚悟を決めるため
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