人間とサイヤ人のハーフとして生まれ、魔族に育てられた悟飯
ここでは、そんな数奇な人生を送った幼少期の悟飯の必殺技について語りましょう。
悟飯がいつの間にか習得していた「魔閃光」
額の前で両手を重ねて、気を貯め放つ必殺技です。
名前の「魔」は、おそらく魔族の「魔」から来てると思われます。「閃光」の意味を調べると「瞬間的に輝く強い光」といった意味があります。
「魔族の放つ、瞬間的に輝く強い光」とてつもなく強力なインパクトのある必殺技ですね。
初登場シーン!ナッパ相手に懇親の一撃
名前にふさわしく、瞬間的な戦闘力の増加がありました。
ナッパのスカウターによる計測によれば、ナッパ、ベジータとの対面時の悟飯の戦闘力は981か1083のどちらかですが、魔閃光を放った時の戦闘力は2800まで上がっています。
これは、ピッコロ死亡の怒りによる悟飯の潜在能力開放も含めた数値ですが、おおよそ2.5〜3倍上昇しています。
恐ろしく強力な技と言えるでしょう。
幼少期の悟飯といえばこの技!何回放った?
アニメでは何度か使われています。
フリーザに対して1回、その後のガーリックJr編で2回ほど使用していますので、計4回使用しています。やはり幼少期悟飯の代表技と言えるでしょう。
特にガーリックJr編では、ラディッツ編での魔貫光殺砲との対比が見られて面白いです。を
ガーリックJrを押さえ込むピッコロに対して、魔閃光の構えをとる悟飯。果たして悟飯はピッコロに対して魔閃光を放つことが出来るのか?この回の見所の1つです。
ピッコロとの修行時、一緒に開発していた?
ですが、サイヤ人襲来編で使用していることから、ラディッツ撃退後からサイヤ人襲来までの期間となるでしょう。
その期間はピッコロと修行をしている期間ですので、この時に習得したと考えるのが妥当でしょう。
悟飯は、ピッコロから「生きろ」とか言われて、半年間荒野に置き去りを食らっているのですが、この期間にエネルギー波らしき技を使えるようになっています。自力で習得したと思われるのでやはり悟飯の潜在能力は異次元です。
ここから考えられるパターンとしては、大きく分けて2つあると思います。
1.置き去り期間に、恐竜渦巻く荒野を生き抜くために自力で習得したが、後のピッコロとの本格的な修行の際に、その技を目の当たりにしたピッコロが魔閃光などと言い出して定着した説。
2.ピッコロとの修行の際に、来るサイヤ人に対してなにか強力な必殺技が必要と考えたピッコロが悟飯に教えた魔族の必殺技。あるいは新開発した必殺技。
2が最も妥当な考え方だと思うのですが、あえて私は1を推そうと思います。
なぜなら、ピッコロはこの期間に、少なくとも半年間は自身の修行の時間があったはずですが、新たな技を開発していません。
なので、ピッコロは魔貫光殺砲の弱点を克服するでもなく、新たな技を作るでもなく修行をしていたと思います。
ナッパに放った速射式の魔貫光殺砲らしき技が魔貫光殺砲であれば、弱点克服に勤しんでいたのかもしれないですが、新技開発に熱心なピッコロが、何故かこの時は新技を持っていないのには違和感があります。
ピッコロは、修行の前に悟飯にこのような事を言っています。「孫悟空が生き返ったところで、オレとヤツだけでは勝ち目はない!!」
もう言い切っちゃってます。「だから、お前の修行が必要だ」とも言っています。もうプライドどこいった?と言いたくなりますが、それくらいの危機感がありました。
ですが、修行が終わった後はこのように言っています。「恐れることはない。俺たちは1年前とはくらべもんにならんほど、強くなった」
確かに、修行前と比べて3倍程の戦闘力を身につけていますが、言い分が真逆です。これはなにか秘策があるとしか思えません。
修業中に魔閃光を見たピッコロはもう余裕です。あれがあればサイヤ人恐るるに足りません。といった心境だったことでしょう。
なによりピッコロは明らかに魔貫光殺砲よりも使い勝手の良さそうな魔閃光を使いません、なぜでしょう?使えないからです(憶測)
以上のことから1の説を私は推したいと思います。
まとめ
・「魔閃光」読み方は「ませんこう」
・初登場はナッパに対して、悟飯が使用。
・習得時期は、ピッコロとの修行時代?
・名付け親はおそらくピッコロ。
残念ながら悟飯の成長と共に使われなくなった魔閃光ですが、その名前の通り一瞬の輝きを放ち、私たちの記憶に残る必殺技となりました。
ドラゴンボールでは、魅力的ながらも1度しか使われていない必殺技がたくさんあります。
みなさんの好きな必殺技はなにでしょうか?
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