ドラゴンボール界のイケメンといえば未来トランクス！
悟空が死闘の末に倒したフリーザを圧倒する初登場シーンが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
実は悟空やベジータより才能も力もあるかもしれない未来トランクスの、スーパーサイヤ人全形態について整理します。
初登場時からいきなりスーパーサイヤ人！
冒頭でも触れましたが、トランクスのスーパーサイヤ人といえばやはり初登場時の衝撃が強烈！
主人公である悟空は相当な修行を積んだうえで、親友であるクリリンを殺された怒りをきっかけにスーパーサイヤ人に目覚めました。
「伝説の戦士」なのでそう簡単になれるものではないのですが、登場してすぐスーパーサイヤ人になり、フリーザと、フリーザより強いという父のコルド大王をあっさり倒してしまいます。
そして初登場時の戦闘シーンのカッコよさもさることながら、紫の髪色に切れ長の目、素手で戦う戦士が多いドラゴンボールの世界において剣の使い手であること、フリーザ編後の新しいストーリーが始まるきっかけになる人物であること…どこを取ってもワクワクさせてくれるキャラクターですね。
トランクス対フリーザは何話？いとも簡単に真っ二つにできた理由は？
未来で悟飯の意志を受け継ぎスーパーサイヤ人に
初登場時はあっさり変身していますが、トランクスがスーパーサイヤ人に目覚めたきっかけは何だったのでしょうか。
スーパーサイヤ人に目覚めるシーンは漫画やアニメ本編では描かれておらず、スペシャルアニメ「ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士 悟飯とトランクス」の中で見ることができます。
孫悟飯とトランクスのもう一つの未来の話。
フリーザを倒した悟空が地球に戻ってきてから３年後、人造人間が現れほとんどのＺ戦士は殺されてしまいます。そして悟空はウイルス性の心臓病にかかって死んでしまっています。
タイトルどおり、生き残った戦士はトランクスと悟飯の２人だけ。そこで悟飯は人造人間を倒すためにトランクスを鍛えています。
しかし悟飯にたくさん修行をつけてもらっても、トランクスはなかなかスーパーサイヤ人になることができません。
そして悟飯は一人で人造人間を倒しにいくことを決意。トランクスは一緒に戦う気でいたようですが、悟飯は出発の直前にトランクスを気絶させて、17号と18号に挑みます。
そこで悟飯は死亡。雨に打たれ水たまりの上で横たわって冷たくなった悟飯を見て、トランクスは号泣しながらスーパーサイヤ人に目覚めます。
ちなみにトランクスはこの時まだ12歳です。物語のスタート時の悟空も12歳なので、いかに戦闘力や潜在能力が高いか分かるかと思います。
トランクスのスーパーサイヤ人2は超から
トランクスがスーパーサイヤ人２になるのはドラゴンボール超。
トランクスのいる未来の世界で、ゴクウブラックという新たな敵が現れ、現代に助けを求めて再びやってきます。
ブラックの強さの基準を悟空たちに教えるため、悟空と手合わせをすることになったトランクス。
この時にスーパーサイヤ人2になった姿を披露しています。
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ゴテンクスでのスーパーサイヤ人3はノーカウント
ちなみに、現代のほうのチビトランクスは8歳にしてすでにスーパーサイヤ人になっています。
悟天とフュージョンしてゴテンクスになった時には、なんとスーパーサイヤ人3にまで変身しました。
ですが、未来トランクスとは別人格になるのでノーカウントです。
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スーパーサイヤ人ゴッドやブルーにはなった？
未来トランクスはゴッドやブルーにはなっていません。
未来にはサイヤ人の血を引いている者はトランクスしか残っていませんし、そもそも現代にタイムマシンで助けを求めてやってくるまで、スーパーサイヤ人ゴッドという存在を知らなかったようです。
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トランクスの最終形態！スーパーサイヤ人怒り！
ゴッドやブルーにはなっていませんが、人一倍責任感が強く、自分たちの世界を守りたいという気持ちを持ったトランクスは、ゴッドにならずともそれに匹敵するようなパワーをザマスとの戦いの中で発揮しています。
悟空、ベジータ、トランクスの3人との戦いの中で、ザマスは時の指輪とドラゴンボールを使い、悟空の体を乗っ取った自分とポタラで融合をします。
合体ザマスが異次元の強さで、同じくポタラで合体した悟空とベジータ、ベジットともほぼ互角の戦いを見せます。
ベジットも負けじと対抗し、とどめを刺そうとしますが、あと一歩のところで合体は解けてしまいます。
逆にとどめを刺されそうになった悟空とベジータを助けたのが、トランクスでした。そこでザマスはトランクスにこう問います。
さあ次はだれに助けを求める？過去か？未来か？そうやって神の正義に背き続けるか？貴様ら人間のその弱さゆえに！
ドラゴンボール超第66話「決戦！あきらめない戦士たちの奇跡の力」
問いかけるというか、ザマスも追い詰められていて正気ではない感じがしますが、とにかく人間の弱さを嫌うザマスらしいセリフともいえると思います。
これに対し、トランクスはこう返します。
俺は自分の弱さを恥じも悔いもしない。俺はみんなを助けるために戦い、みんなに助けられて生き延びてきた。それが俺だ！助け合って生きるそれが俺たち人間だ！
ドラゴンボール超第66話「決戦！あきらめない戦士たちの奇跡の力」
超の中でも屈指の名言だと思います。また、ドラゴンボールの中で「弱さを認める」戦士というのはとても珍しいように個人的には感じました。
誰かのために戦うことよりも己の強さを求める傾向が強い作品の中で、際立ったシーンとなっています。
そのトランクスのみんなを守りたいという気持ちが共鳴し、地球に生きるみんなからのパワーがトランクスの剣に集まってきます。
元気玉のような感じです。ここでトランクスは覚醒しザマスを切りつけます。
自分以外を信じないお前に俺は負けない！！
ドラゴンボール超第66話「決戦！あきらめない戦士たちの奇跡の力」
ザマスはこのパワーに圧倒され敗れ去ります。青緑色の炎のような気をまとったこの形態は「スーパーサイヤ人怒り」とも言われています。
己の強さを求めている悟空やベジータにはない形態と言えるでしょう。
まとめ
・未来トランクスは初登場時からスーパーサイヤ人に変身可能
・ドラゴンボール超で再登場した時はスーパーサイヤ人2に変身できるようになっている
・ザマスとの戦いの中では「スーパーサイヤ人怒り」へと進化し圧倒する
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