ベジータは何度も悟空を認める発言をしていますが、
「がんばれカカロット、お前がナンバーワンだ」
この言葉には色んな思いが秘められていそうです。探ってみましょう。
界王神界で戦うことになった悟空&ベジータvs魔人ブウ
魔人ブウ編の最終局面で悟空とベジータは界王神界で純粋悪のブウと対戦することになります。
純粋悪の魔人ブウと戦って悟るベジータ
ベジータは悟空が気を溜める時や、元気玉を作る時の時間稼ぎのために純粋悪のブウと戦います。
対戦するといっても実力差は圧倒的で、ただ一方的に殴られ続けるといったサンドバック状態でした。
ブウの攻撃はベジータの想像をはるかに超える速さで重い。それを肌で感じたベジータ。
そんな相手とスーパーサイヤ人3で互角にやり合う悟空に対し、心から負けを認め、敬意すら抱いているようです。
がんばれカカロット、お前がナンバーワンだ
ドラゴンボールZ 第280話「ベジータ脱帽!!悟空お前がNo.1だ」
潔く負けを認めた後、すべてを悟空に託し、どんなに傷つけられてもつなぎ役に徹する姿もまたかっこいいですね。
悟空がナンバーワンである理由
ベジータは悟空がブウと激闘を繰り広げているとき、過去を振り返りながら悟空の強さとは何かについて分析を行っています。
そこでベジータは、悟空は勝つために戦っているのではなく、絶対に負けないために限界を極めるために戦っていると語っています。
自分のために、勝つために、プライドのために戦ってきた自分とは根本的に違う。
だからこそ、エリート戦士である自分がどんなに努力しても追いつくことができなかったというわけでうね。
・純粋に「がんばれ」と応援する気持ち
・素直に負けを認める気持ち
・もうカカロットを追いかけるのを辞めたという意思表示
・これからは自分も戦う姿勢を改めるという決意表明
そんな思いがこの名ゼリフから伝わってきます。
負けを認めることからベジータの新しい進化が始まる
素直に負けを認めることは誰もが難しいもの。
ましてやプライドが高いベジータにとっては死ぬよりも辛いことかもしれません。
腹の底から負けを認めた瞬間、新たな段階に入ります。ベジータもそう。
悟空の背中を追うのではなく、自分が大切なものを守るため、新たな修行をしていくことでしょう。
ドラゴンボール超では、ジレンとの戦いでついに独自の進化形態を披露しました
「お前がナンバーワンだ」完敗の名ゼリフは何話?
アニメドラゴンボールZでは、第280話「ベジータ脱帽!!悟空お前がNo.1だ」で登場します。
まとめ
・ついにベジータは心のそこから負けを認めた
・「お前がナンバーワンだ」の名ゼリフは新たなベジータのスタート
・成長していくベジータの姿がドラゴンボール最大の魅力の一つ
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