ヤムチャの必殺技「繰気弾」とはどんな技？【ドラゴンボール】

「狼牙風風拳」と並ぶヤムチャの必殺技「繰気弾」

気を集中させることで手のひらから球状の気弾を作り出す必殺技「繰気弾」。

この気弾を二本の指先で自由に操り、相手に攻撃を与えます。主人公孫悟空のライバルにあたるヤムチャの必殺技です。

同キャラクターが使用する必殺技には狼牙風風拳があり、こちらの技は、狼のような素早い動きとともに相手に高速で集中連打を与えるというものです。

狼牙風風拳はヤムチャが野党時代から使用しており、繰気弾の方が後からの登場となっています。その分、繰気弾はヤムチャにとって、とっておき的役割を果たす必殺技で、自分より格上の相手にも通用する技として作中で使用されています。

初登場シーンは第32回天下一武道会のシェン大会です。

シェンからのダメージを受けていたヤムチャですが、突然の勝利宣言をします。

そう、それはヤムチャにはまだ繰気弾というとっておきがあったからなのです。初お披露目となる一発目の気弾は、シェンに回避されてしまい地面に落ちてしまいます。

そこでシェンは完全に避けきったつもりになっていましたが、繰気弾はそれだけでは終らなかったのです！何を隠そう、この繰気弾は地面の中でも操ることができたのです！そうとも知らぬシェンに、ヤムチャは先ほど地面に落ちた気弾を与えることに成功します。

顔面に攻撃を受けたシェンは空高く吹き飛びました。

残念ながらヤムチャは、その後体勢を立て直したシェンに負けてしまいますが、この繰気弾で格上の相手に必殺技をまともに与えることに成功しました。

こちらのストーリーは、アニメ139話、原作15巻の175話、176話に収録されています。

格上の相手にもヒットさせられることから、繰気弾はかなりの良技であることがわかります。

特徴としては、回避能力が高いシェンを追いかけられる程のスピード力が備わっていること、指先だけで自在に操れること、そして地面の中をも移動することができることなどが挙げられます。繰気弾を初見の相手では地面を移動することを知りませんから、不意打ちの攻撃が可能です。

ヤムチャがシェンに繰気弾をヒットさせられたことからも、威力さえ上がれば確実に相手を倒す決め技となります。

実際に繰気弾の攻撃を受けたシェンから「な、なんと！こんなとっておきがあったとは！今のはかなりお見事でしたよ。」と褒められていたり、様子を見ていた亀仙人も「ほぉー！！」と驚いている様子で、強い者からも高評価なのがうかがえます。