ベジータとザーボンは二度対戦しますが、どちらの戦いも互いに奥の手を秘めていたり、奇襲とも言えるような攻撃を仕掛けたりと見どころがたくさんあります。
この二人の駆け引きについてまとめてみましょう。
ドドリアに圧勝し自信を深めたベジータ
キュイに続き、フリーザの側近ドドリアをいとも簡単に始末することに成功したベジータ。
ベジータはドドリアの戦闘力を相当買っていたような発言を多くしています。そのようなドドリアに勝てたことはベジータのメンタリティに大きく作用します。
「これでザーボンもやれる!」
きっと自信が確信になっていたことでしょう。
ベジータ対ザーボン(第一幕)
初手:ベジータが圧倒
ドドリアに楽勝し自信を深めたベジータ。一方、ドドリアを失い、スカウターの数値はやはり故障ではないのか?と心乱れるザーボン。
そんな構図で最初の戦いは始まりました。
勢いに乗るベジータの攻撃に翻弄されるザーボン。背後を取られ、完全に圧倒されてしまいます。
ただ、ドドリアとは違いザーボンはどこか落ち着きがあるというか、ベジータのパワーアップは認めつつも負けない確信があるような余裕っぷりでした。
二手:(醜くて嫌だけど)ザーボン変身
だが死を選ぶよりは変身を選ぶ
やはりザーボンは「奥の手」を隠していました。
まさか変身が可能なタイプだったとは。美を好むザーボンさんが自ら醜い姿を晒す(変身する)わけですから、本当に負けを覚悟したのでしょうね。
奥の手を知らないベジータは変身を挑発しますが、これが予想外のパワーアップ!
変身後の姿にも驚きましたが、アニメでは声の変化が印象的でしたね。
変身後のザーボンさんが終始余裕の勝利!
変身後はザーボンさんの強いこと強いこと。
こんなに強いなら、醜い姿をさらけ出しても問題ありません。あっという間にベジータをボコボコにしてしまいます。
変身という奥の手を持っていたザーボンさん
ザーボンさんの落ち着きは圧倒的な力(変身という奥の手)を隠していたためでした。
奥の手がなかったドドリアさんは最初から戦意喪失していましたが(もっと戦えたはずですが)、ザーボンさんは違いましたね。
気持ちに余裕があるかどうか?メンタル状態はドラゴンボールの戦いにおいても凄く大事な要素です。
ベジータ対ザーボン(第二幕)
ザーボンはドラゴンボールのことを聞き出すため、自らの手でボコボコにしたベジータを回復させます(まあフリーザの命ですが)。
回復したベジータはフリーザの宇宙船内にあるドラゴンボールと一緒に失踪。
後を追ってきたザーボンと2度目の対決となりました。
初手:ザーボン変身
ザーボンにはもう奥の手はありませんので、最初っから変身した姿で戦うことを選択します。
しかも、一度勝っていることから、完全に油断しきっています(これがまずかった)。
二手:ベジータの目潰し
ベジータは瀕死状態から回復したことで、大幅にパワーアップ!
しかし、この事実をザーボンは知りません。その上ベジータはザーボンが油断していることも読んでいて、今回は完全に有利な展開です。
それでも戦闘力は五分五分、もしくは若干上だと読んだのでしょう。戦いの天才であるベジータは長期戦を避けるべく奇襲を仕掛けます。突撃してきたザーボンの攻撃をよけると同時に地面の砂をつかみ、なお突進してくるザーボンに浴びせます。
これによりザーボンは視界を奪われてしまい、隙が生まれました。
三手:ザーボンの最後!ベジータの強烈なボディ&とどめ
生まれた隙を逃さず猛攻するベジータ。ボロボロになったザーボンは戦闘力が著しく低下します。
これで勝負あり!
最後は戦闘服を突き破る一撃の上、気光波でとどめを刺しています。
ベジータの目潰し攻撃が勝敗を分けた
治療によって戦闘力を上げたベジータでしたが、体力は完全に回復していなかったのかもしれません(フリーザやザーボンの裏をかくため少し早めにメディカルマシーンから出た)。
その後の戦いを考えても、変身ザーボンとの消耗戦は避けたかったのでしょう。
そのため、目潰し奇襲をかけザーボンの視界を奪い、一気にダメージを与えることで大きく戦闘力をダウンさせ、決着を早めました。
砂掛けという奇策を編み出し、強敵相手にも早期決着をつけたベジータはやはりエリートですね。
ベジータ対ザーボンは何巻何話?
漫画では第22巻, 第23巻にまたがって二度の対戦が描かれています。
アニメ「ドラゴンボールZ」では52話, 53話で一度目の対戦、56話, 57話で二度目の対戦が描かれています。
まとめ
・一度目の対戦では変身ザーボンに圧倒されベジータが敗北
・一度目と二度目の対戦の間にベジータは治療しており、戦闘力がアップ
・二度目の対戦では変身ザーボンに奇襲を仕掛けたベジータが勝利
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