ドラゴンボールZ人造人間編の初期でみられるベジータと人造人間18号の戦闘シーン。
超サイヤ人になれたベジータでしたが、それを上回る強さを見せつけた人造人間18号が印象的です。
腕を折られるほどの重症を負わされるベジータですが、この敗因は力の差だったのでしょうか。
16,17,18号に無謀な戦いを挑む過信ベジータ
人造人間16号、17号、18号を前に「まとめてかかってこい」と無謀ともいえる挑発をするベジータ。
超サイヤ人になれた、カカロットを超えた。俺がNo.1だ!そう過信しているのがよく分かるシーンです。
戦いのエリートと言われるベジータでしたが、相手の力量を見極められないほど舞い上がっていたのかもしれません。これでは、エリート失格ですね。
ベジータvs18号!戦闘力はほぼ互角!
本格的に戦闘に入ったベジータと18号は互角の戦いを見せます。18号の先制パンチを食らえば、ベジータもそれに応戦する形で戦闘が続きました。
ただ、この時はお互い全力ではなかったようです。
もし、18号が油断している隙にベジータが全力の猛攻を仕掛けられていれば、18号を倒せていたかもしれません。
ベジータは戦う前から既に負けていた?
ベジータは18号と戦う前に、
いっておくがオレは女だからといって手加減はせんぞ
ドラゴンボール 30巻 鳥山明 株式会社集英社
…といっても人造人間だ女じゃないか…
こう言っています。
ハッキリ言って、これを口にしている時点で相手が女性であると意識していますよね。
口にすることで意識はより強く作用しますし、もうこの時点でベジータは無意識のうちに手加減をしてしまう状況となってしまいました。
互角以上の相手にこれでは、ベジータに勝てる見込みはありません。
結局、ベジータは女性に本気を出せなかったのでは?
悟空が相手の実力を測るために最初はセーブして戦いますが、それをベジータは悪い癖だと思っています。
裏を返せば、自分は始めから全力で相手を倒すスタイルを大切にしているということです。
しかし、ベジータ本人は全く意識していないでしょうが、家族を持ったことで女性や子供に対する愛情が芽生え、無意識の領域で18号に手加減をしてしまったのではないでしょうか?(18号と戦う時点でトランクスはもう生まれています)
始めから全力で戦うベジータだったら、きっと18号との戦いの結果も変わっていたことでしょう。
まとめ
・ベジータ対18号は、はじめ互角だった
・ベジータは相手が「女」ということを意識してしまっている
・自分が父親になったことで、無意識に女性に手を出すことを抑制してしまった
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