天下一武道会に突如現れたジャッキーチュン
亀仙人の下で修業をした悟空とクリリンは、その腕試しとして21回天下一武道会に参加しました。
ジャッキーチュンは、その決勝トーナメントで初めて登場したキャラクターです。
黒を基調とした中国拳法の道着を着て、フサフサとした白髪と白い長ヒゲを蓄えているのが特徴です。
武道会ではヤムチャに触れられることなく手を扇にして発した風で場外KOに押しやったり、クリリンの視界から消えるスピードで動きノックダウンを奪うなどの強さがあります。
さらに初期かつほぼ相打ちではありながら、悟空にも勝利して武道会に優勝しています。
能力としてはかめはめ波を放って空を飛んだり、催眠術を使うといったことができます。
ジャッキーチュンの正体は亀仙人
ジャッキーチュンの正体は、悟空とクリリンに修行をつけていた亀仙人です。
なのでかめはめ波が使えるのも当然のことです。
サングラスを外してカツラを被り、服装を着替えるというシンプルな変装ですが、ほぼ別人のような見た目になっています。その変装の切り替えを、試合と観客席とで繰り返しました。
ただヤムチャには亀仙人だということが気付かれそうになったことがあります。
その時はカツラを接着剤でくっつけておいたことと、同じ武道会に出場していたナムに替え玉を頼んだことで免れています。また亀仙人の時にもサングラスを外した際、その目元の特徴からクリリンに正体がバレそうになったこともあります。
変装してまで出場したのは何のため?
亀仙人がジャッキーチュンとして身分を偽り天下一武道会に出場したのは、悟空とクリリンの弟子二人を負けさせるためです。
もし少し修行をした程度で優勝すると、弟子が慢心して武道を怠ってしまうと考え、それを防ぐために世の中にはもっと強い人がいることを証明するのが目的でした。
そして22回の武道会では、強敵である天津飯を始めとする次世代の有望な武道家の登場によって、その心配はなくなっています。
それを実感したのは天津飯と戦っている最中で、それ以上は戦う必要性がないため、武道会を棄権しました。
それ以降は弟子たちに勝てないという理由もあって、部同会に参加することはなくなっています。
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