悟飯の尻尾はいつから生えないようになった？【ドラゴンボール】

悟飯の尻尾はピッコロが一度抜いたが…

ドラゴンボールの主人公である孫悟空の息子である悟飯は、父親と同じく戦闘民族であるサイヤ人の血を引いてこの世に誕生しました。

そのため、生まれながらにしてサイヤ人の特徴である尻尾があったのですが、幼いころにピッコロから指導を受けている際に、ふとした弾みで大猿化して大暴れしてしまいます。

その際、サイヤ人は月の光を浴びると大猿になって自我を失ってしまうものの、尻尾を失うともとに戻るということを知っていたピッコロは、機転を利かせて悟飯の尻尾を引っこ抜きます。

それによって、悟飯は人間の姿に戻ることができ、事なきを得たのでした。

一度はピッコロによって尻尾を抜かれてしまった悟飯でしたが、サイヤ人が元来有している高い再生能力によって、いつの間にか再び尻尾が生えてきてしまいます。

その尻尾を再び失うことになったのは、宇宙から地球にやってきたベジータとの戦いの最中です。

この戦いの中で、悟飯は、ベジータがパワーボールを使って作り出した人工の月を見てまたしても大猿化してしまいます。

自らもサイヤ人であるベジータは、悟飯を抑え込むべく気円斬という技を放ち、それによって大猿の尻尾をすっぱりと切断します。

尻尾を失った大猿は、たちまち元の悟飯の姿に戻ってしまうのでした。

ベジータによって切断されてしまった悟飯の尻尾は、それ以降二度と生えてくることはありませんでした。

なぜ再生しなくなってしまったのかについては、確かな理由は説明されていませんが、一説には二度目に切断された際に浴びたパワーボールの光の副作用ではないかと言われています。

同様にパワーボールによって大猿化したベジータの尻尾がその後再生しなくなっているからです。

また、ゲーム版のドラゴンボールの中で、ウーロンと悟飯が尻尾が生えてこない理由について話をしており、その際、悟飯は、もしかすると自身が大猿よりも強くなったために尻尾が生えなくなったのかもしれないという考えを示していましたので、こちらが本当の理由なのかもしれません。