大ヒット映画となったドラゴンボール超「ブロリー」。
果たして、世界ではどのような部分が支持されているのでしょうか?
全世界興収100億円超えの人気作「ブロリー」
ドラゴンボール超のタイトルで制作された初めての劇場公開作品です。
日本劇場公開日は2018年12月14日。
本作は鳥山明の脚本により制作され、TVアニメ版ドラゴンボール超の続編となっています。
よって本作をもって、ブロリーとゴジータがドラゴンボールの正史に加わった事になります。
人気のキャラクターの起用や世界的なイベントの開催などの施策によって、日本興行収入40億、全世界興行収入135億という快挙を生み出し、世界興行収入100億を超えた数少ない日本映画となりました。
2019年には、BD、DVD化され、オリコン週間ランキングでBD、DVDともに初登場1位を獲得。初週売上は、BD2.3万枚DVD1.7万枚でした。
ドラゴンボール映画史上、最も売れた作品となります。
ドラゴンボール超「ブロリー」の感想評価
本作は、劇場公開作品20作目、ドラゴンボール超初めての作品ということでかなり力の入った作品になっていると感じます。
ストーリーがしっかりしてる
ストーリーがしっかりしていて、ブロリーのキャラクター背景もしっかり作りこまれています。
プロローグで惑星ベジータが辿った運命について語られ、そこからブロリーがどのように生きてきたのかが描かれています。
そして、どのようにして悟空やベジータと戦うことになるのか?というのが1つの見所でしょう。
バトルシーンは文句なし!
バトルシーンについては文句なしで過去最高のクオリティだと思います。
殴り合いのスピード感あるバトルはいっときも目が離せません。
ベジータや悟空が通常、スーパーサイヤ人、スーパーサイヤ人ゴッド、スーパーサイヤ人ブルーと徐々にエンジンを高めていくのに対し、ブロリーは通常形態のままその力に順応していく様はブロリーの強さを嫌というほど感じます。
ベジータのスーパーサイヤ人ゴッドへの変身はアニメでは初めて登場し、そのカッコよさは一見の価値アリと思います。
ブロリーは途中、人型のまま大猿化するという変身をしてスーパーサイヤ人ゴッドに対応します。
このように形態変化をしていく中で、形態ごとに戦いの型が変わっていくところも見所です。本当に細かい部分まで意識して作られている事が分かります。
そして、ゴジータになってからの圧倒的な戦闘は、もう息をする事さえ忘れてしまうほど取り込まれてしまいます。
キャラクターの内面の変化も見所
各キャラクターの内面の変化もこの作品の見所です。
悟空とベジータは積極的に悟空と共闘する事を選択します。復活のFの頃の二人ならありえない選択でしょう。
それほどまでにブロリーの戦闘力が高いというのもあるでしょうが、ウィスとの修行や力の大会などの経験により大きく成長した事が見て取れます。
フリーザにも変化が現れていて、およそ1時間ブロリーにボッコボコにされていたにも関わらず、ブロリーの力を認めて「素晴らしい」という評価をしています。
かつてのフリーザなら、「チクショウ、チクショウ」と怒り狂っていたことでしょう。
本作はストーリー、演出、音楽、映画として高いクオリティの映画になっていて、ドラゴンボールを見たことのない人でも楽しめる作品になっていると思います。
ドラゴンボール超「ブロリー」海外の反応は?
日本でのヒットに加えて全米での初登場1位など、世界での人気が際立つ本作。
youtubeのコメントなどを見てみました。
・すべてのシーンが壁紙のようだ。
・ベジータのゴッドへの変身は不死鳥が生き返るように見える。
・ベジータの髪が緑色になるスーパーサイヤ人への変身は完璧だ。
・最高のアニメーション。
・Subarashi.
・好きすぎて爆発しそう。
・これまでで1番の映画になる。
・このアニメーションを見たとき、開いた口が塞がらなかった。
・これは見る必要がある。
・美しい。
戦闘のアニメーションや演出の評価が多いように感じました。
やはりドラゴンボールの醍醐味は迫力のあるバトル。海外でもそこが魅力として伝わっているということでしょうか。
中には手書きの作画が多いことを評価している声もありました。
そして、スーパーサイヤ人は海外でも人気のようで、変身シーンの感想も多かったです。
国が変わっても、人気のポイントはあまり違いがないようですね。
まとめ
・ドラゴンボール超ブロリーは、日本興行収入40億円、全世界興行収入135億というメガヒット作品
・海外では、アニメーションや作画の美しさが人気
参考
http://www.oricon.co.jp/news/2153742/full/
http://www.toei-video.co.jp/special/dragonball-broly/
http://www.oricon.co.jp/news/2137489/full/
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