人造人間16号の優しいあの名言を言った声優さんは誰？

心優しい人造人間16号

人造人間16号は、生身の人間をベースに製造された17号や18号と違い、ドクター・ゲロが無から製造した完全なロボットタイプの人造人間です。

ドラゴンボールに登場するキャラクターの中でも背の高いピッコロ（身長226cm）よりも頭一つ分ほど大きいことから、身長はおよそ250cmで大柄、筋肉質な体型をしています。

髪色はオレンジ色で、モヒカンヘアーという特徴的なヘアスタイルです。目の色は薄いブルー、両耳にピアスをしていて、黒のタイトな戦闘服の上に黄緑色のプロテクターを身に着けています。

基本的には無口で、何を考えているかわからないところがあるけれど、実は動物や自然が好きで、心優しい穏やかな性格をしています。

人造人間16号の名言はセルとの戦闘時に生まれています。

セルとの戦闘で、16号はカプセルコーポレーションで修理された際に自爆装置が取り除かれていたことを知らず、セルを道連れに自爆することに失敗してしまいます。

攻撃されて首だけの状態になってしまった時、悟飯に向かって「オ…オレのスキだった自然や動物たちを…ま‥守ってやってくれ‥」と伝えたのです。

その後、セルによって16号は踏み潰されてしまいます。それを目の前で見た悟飯は、プツンと糸が切れたように怒り、スーパーサイヤ人２へと覚醒しセルを追い詰めていきます。

悟飯も元々温厚で優しい性格をしているからこそ、そんな16号の優しさが響き、殺されてしまったことに激しい怒りを覚えたのでしょう。

見た目とは裏腹に心優しい人造人間16号の声優を担当しているのは、青二プロダクション所属の緑川光さんです。

緑川さんは、アニメ『SLAM DUNK』の流川楓（るかわかえで）や、『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ、『聖闘士星矢Ω』の光牙、『鬼滅の刃』のお堂の鬼の声優としても知られる人物です。

『ドラゴンボールZ』では人造人間16号以外にも、バッターや兵士、ガッシュ、パイクーハンの声優も担当しています。

『ドラゴンボール改』では人造人間16号と天津飯、『ドラゴンボール超』では天津飯とモヒイトの声優も担当しています。

優しさとかっこよさをあわせもった美声で、人造人間16号にぴったりの声優さんですね。